2006年 06月 12日
6月10日(土)稽古&観劇
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次の日がラジオドラマの集録なので、この日はその練習だけ。
作品の時間が限られているので、大ナタをふるって脚本を短くする作業。なのだけれど、「”僕の名前は・・・”を”僕は・・・”に短縮しましょう」とちっとも大ナタは振るわず。それでも少しは短くなって正味で13分くらいに縮まった。
しかしこの短縮作業が結構タメになった。自分の脚本を客観的に読むと結構不必要な部分が多い。役者の演技で表現できることをわざわざ口にしていたり、タイトに表現できることをだらだらしゃべっていたり、こういう時間の制限のあるものを引き受けることで見えた、自分の癖。無意識に出るのが癖なので、それを意識することはとても意義があった。
その後は、大勢で仙台まで観劇。
TheatreGroup“OCT/PASS”+きらく企画提携公演『カオス・クラッシュ~この国の涯~』
を見る。
面白かった。久しぶりに演劇を見た。
内容については、ネタバレしないように書くと、いわゆるマイノリティたちが混在するカオス世界が、クラッシュされる話。ただ、マイノリティを登場人物に置いたため、いわゆる二項対立の図式に物語全体がとらわれているような印象を受け、「はたして最初の状況はカオスだったのかな?」「物語の最初からあの世界には一本の国境線が引かれていたのでは?」という感想を持った。つまり「戻らなければ」ならない状況と「果て」の状況差が、ちょっと感じづらかったように思えた。
そんなことをアンケートに書こうとして、なんだか訳のわからないことを書いてしまいました。すみません。
で、トリの次回作もテーマは(たぶん)似通っている。
で、内容はコロスの芝居だ。「その他大勢」の芝居。「名もなき人」の芝居。音もなくかすかに忍び寄る大事に、うろたえるだけの力無い人々の芝居。
彼らが感じた「気味悪さ」を表出させたい。
『カオス・クラッシュ~この国の涯~』を観て、すごくやる気がでました。
ありがとうございます。
作品の時間が限られているので、大ナタをふるって脚本を短くする作業。なのだけれど、「”僕の名前は・・・”を”僕は・・・”に短縮しましょう」とちっとも大ナタは振るわず。それでも少しは短くなって正味で13分くらいに縮まった。
しかしこの短縮作業が結構タメになった。自分の脚本を客観的に読むと結構不必要な部分が多い。役者の演技で表現できることをわざわざ口にしていたり、タイトに表現できることをだらだらしゃべっていたり、こういう時間の制限のあるものを引き受けることで見えた、自分の癖。無意識に出るのが癖なので、それを意識することはとても意義があった。
その後は、大勢で仙台まで観劇。
TheatreGroup“OCT/PASS”+きらく企画提携公演『カオス・クラッシュ~この国の涯~』
を見る。
面白かった。久しぶりに演劇を見た。
内容については、ネタバレしないように書くと、いわゆるマイノリティたちが混在するカオス世界が、クラッシュされる話。ただ、マイノリティを登場人物に置いたため、いわゆる二項対立の図式に物語全体がとらわれているような印象を受け、「はたして最初の状況はカオスだったのかな?」「物語の最初からあの世界には一本の国境線が引かれていたのでは?」という感想を持った。つまり「戻らなければ」ならない状況と「果て」の状況差が、ちょっと感じづらかったように思えた。
そんなことをアンケートに書こうとして、なんだか訳のわからないことを書いてしまいました。すみません。
で、トリの次回作もテーマは(たぶん)似通っている。
で、内容はコロスの芝居だ。「その他大勢」の芝居。「名もなき人」の芝居。音もなくかすかに忍び寄る大事に、うろたえるだけの力無い人々の芝居。
彼らが感じた「気味悪さ」を表出させたい。
『カオス・クラッシュ~この国の涯~』を観て、すごくやる気がでました。
ありがとうございます。
by O_pelican
| 2006-06-12 12:54
| 創作ノート