2014年 05月 08日
年明けから書き始め、2月の福島市に大雪が降った翌週から稽古を重ねた公演である。よくぞ無事終わってくれたものだ。朝起きて、働いて、夕方から稽古をし、深夜に執筆して、書き終えてからは執筆代わりに装置作り、という無茶な暮らしはさすがに辛いが、辛いながらもやっているのは好きだからで、何が好きかというと、まぁステージアクトが好きなのはもちろんのこと、なによりロメオのメンバーたちとそれを支える人たちがひたむきで真っすぐなので、極度の疲労の中にも心地よさが残る。ありがとう。というとなにやら死にそうだが、まだ死にません。
公演から数日が過ぎ、あたりはどこか夏の気配である。この町はこれから梅雨を経て短い夏を迎える。昨年の夏に始まったこのプロジェクトが、この町のこれまで演劇など全く意識する事がなかったであろう人々の心に、芝居心をほんの少しでも植え付けられたのであればわたしは本望だ。というといよいよ死にそうだが、死なないのである。
「八犬伝」を観てくれた演劇仲間はこれを「祭り」と評してくれた。「命がぎらつく機会がないと地域社会は死んでいく気がする」と。なるほどこれは祭りである。地域社会に対し瀬戸際を感じた若者たちの、地域社会との命がけの組み手。その身を捨てた跳躍はまだ拙いが、きっといつか果てしないブレイクスルーを産み出すだろう。
東京ではない、ここから。ここらしい、やり方で。
とにかくご来場ありがとうございました。
多くのみなさまにご覧戴いて私たちは幸せ者です。
ぜひこれからもロメオパラディッソをよろしくお願いします。

そして何が驚くって、今回から導入したグーグルスケッチアップがとても有能だってこと。
舞台の完成図がそのままイメージできちゃうぞ。

公演から数日が過ぎ、あたりはどこか夏の気配である。この町はこれから梅雨を経て短い夏を迎える。昨年の夏に始まったこのプロジェクトが、この町のこれまで演劇など全く意識する事がなかったであろう人々の心に、芝居心をほんの少しでも植え付けられたのであればわたしは本望だ。というといよいよ死にそうだが、死なないのである。
「八犬伝」を観てくれた演劇仲間はこれを「祭り」と評してくれた。「命がぎらつく機会がないと地域社会は死んでいく気がする」と。なるほどこれは祭りである。地域社会に対し瀬戸際を感じた若者たちの、地域社会との命がけの組み手。その身を捨てた跳躍はまだ拙いが、きっといつか果てしないブレイクスルーを産み出すだろう。
東京ではない、ここから。ここらしい、やり方で。
とにかくご来場ありがとうございました。
多くのみなさまにご覧戴いて私たちは幸せ者です。
ぜひこれからもロメオパラディッソをよろしくお願いします。

そして何が驚くって、今回から導入したグーグルスケッチアップがとても有能だってこと。
舞台の完成図がそのままイメージできちゃうぞ。

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by O_pelican
| 2014-05-08 19:23
| ロメオパラディッソ